Ruby on Rails を導入してみた

ふと、ローカルマシンにRuby on Railsの環境を構築してみようと思い立ったので、その過程をこのブログの本来の趣旨である備忘録として書き綴ろうと思う。

1. Vagrantを用いた仮想環境の構築

まず、Railsを導入する前に、VagrantとVirtual Boxを用いて仮想環境上にローカル開発環境を整えた。因みに、ターミナルはCygwinを使用している。

その際、ドットインストールVagrant入門 ローカル開発環境の構築を参考にしながら作業をして、無事に仮想環境を構築することが出来た。

2. Ruby 2.1.1を導入

続いて、Vagrant上にRubyの最新版(2014.03.05現在)である、2.1.1を導入した。導入する際には、rbenvコマンドを用いた。

rbenvコマンドを使うには、rbenvをインストールする必要がある。

    cd
    git clone git://github.com/sstephenson/rbenv.git .rbenv
    echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
    echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bashrc
    source ~/.bashrc

rbenvのインストールが完了したら、次はruby-build のインストールを行なった。

    mkdir -p ~/.rbenv/plugins
    cd ~/.rbenv/plugins
    git clone git://github.com/sstephenson/ruby-build.git

次に、Rubyをインストールする。

    rbenv install 2.1.1

Ruby 2.1.1がインストールできる。

また、インストール可能なRubyのバージョンを調べるには、rbenv install -lで一覧を表示すること出来る。

rbenvコマンドを使った後は、rbenv rehashとするのも忘れずに。

インストールされたRubyのバージョンを確認するには、ruby -vを実行する。

更に、Ruby 2.1.1をデフォルトで使いたい場合には、

    rbenv global 2.1.1

とすることでデフォルトでRuby 2.1.1が使用可能となる。

3. Ruby on Rails 4.0 の導入

Ruby on Railsを導入するには、gemコマンドを使う。 その前に、

    gem update --system

でgemのアップデートを行なった。続いて、

gem install rails --no-ri --no-rdoc -V

Railsを導入するが、--no-ri,--no-rdocオプションを付けることで、インストールに掛かる時間を少し短縮することが出来る。-Vオプションを付けることで、インストールの状況を可視化することが出来る。

インストールが完了した後は、rbenv rehashをして、rails -vでインストールされたRailsのバージョンを確認することが出来る。


実際に、Ruby on Railsでアプリをつくるところまで纏めたかったが、疲れたので一旦終了する。