Ruby奮闘記 part2 *こんにちは、世界*

前回の記事でRubyの環境を構築したので、今回からソースコードを書いていこうと思います。

出力

プログラミングを学習するにあたって、まず最初に覚えるのは定番の出力ですよね。

というわけで、早速「Hello, World.」を出力してみましょう。

エディタを起動し、

print("Hello, World.\n")

と書いたら、○○.rbという名前で保存します。

※この時、ファイルの種類は「すべてのファイル」に変更すること。

保存が完了したら、cdコマンドでファイルの保存先まで移動し、

ruby ○○.rb

と入力すると、

Hello, World.

と表示されれば成功です。

printメソッドの他にも、C言語と同様にputsメソッドも使えます。

また、pメソッドと呼ばれるものも存在します。

p "Hello, World.\n"

と入力すると、

"Hello, World.\n"

と、このように

""や、\nなどの特殊文字も一緒に表示されます。

RubyC言語と違って、文末に;を書く必要がないという点に注意です。


irbコマンド

ただ、上のソースコードのように、数行のソースコードを実行するために何度もファイルを作成するのはとても億劫です。

そこで便利なのが「irbコマンド」です。

コマンドプロンプト上で、

irb
    print("Hello, World.\n")

と入力すれば、先ほどと同じ実行結果が帰ってくると思います。

因みに、irbコマンドを終了したいときは、「exit」または「quit」と入力するか、ctrl+dで抜けることが出来ます。


日本語の出力

次に、日本語を出力してみよう。

ただ、日本語を出力する際に、コマンドプロンプトでは文字化けしてしまうので、Teratermなどを使うのが好ましいです。

irb -Ksコマンドも使ってみましたが、エラーが出てしまうので、文字化けの原因については調査中です。

日本語を出力するついでに、配列を組み合わせてみます。

name = ["れんげ","蛍","夏海","小鞠"]
name[1]

と入力すれば、

["れんげ","蛍","夏海","小鞠"]
蛍

と、このように表示されます。配列は1ではなく0から始まることに注意です。


四則演算

Rubyでも、C言語と同様に四則演算に用いる記号は、加法は+、減法は-、乗法は*、除法は/です。

また、数学的な関数を扱う場合には、

irb --simple-prompt
    include Math
    sin(3.14)

もしくは、

irb --simple-prompt
    Math.sin(3.14)

このように書くと、数学的な関数を扱うことが出来ます。


コメントアウト

コメントアウトは、

# 表示されません。

もしくは、複数行にわたってコメントする場合は、

=bigin
    ここから
    ここまで
    表示されません
=end

と、このように書きます。


他にも、変数や条件判断など、書き留めておきたいことが山ほどありましたが、これ以上冗長になっても逆に読みづらくなってしまうので、機会があれば何処かで書きます。